昨日、急遽リリースされたWindows 8.1 RTM。早速、VAIO Pにインストールして、いろいろと試してみました。
結論から言えば、パフォーマンスはWindows 8と同一。この時点での印象は「これなら企業用途でもなんとか使えるかも」です。
http://ofisukkiri.seesaa.net/article/322536395.html
Windows 8とWindows 8.1の違いは、ネットに山ほど記事があるため、私はあまりみんなが注目しない、「休止状態からの復帰」に注目しました。
以前の日記に書きましたが、インテルの新CPUであるHaswellや新型Atomのノートパソコンでない限り、現在のノートパソコンは、スタンバイ中の電力がバカになりません。スタンバイは復帰までの時間が一瞬で便利ですが、スタンバイのまま数日もおいておけば、ノートパソコンのバッテリーは空になってしまうのが現状です。よって、現在のノートパソコンはスタンバイでなく、休止状態を併用することが多々あります。しかし休止状態からの復帰は、スタンバイと比べてはるかに長くかかります。
悪評高きWindows 8ですが、休止状態からの復帰に関しては、Windows 7の頃よりも劇的に改善されています。
http://ofisukkiri.seesaa.net/article/317012783.html
Windows 8.1でさらにブラッシュアップされたら素敵と思いましたが、結果はWindows 8と寸分も変わらずでした。さすがに、休止時間〜の復帰に関して、OS側の改善だけでは、もう伸びしろはなさそうですね。ハードウェア側の改善とOS側の改善を組み合わせたらどの程度早くなるのかは、Windows 8.1がプリインストールされたマシンでなければ分かりませんので、この時点では何とも言えません。
というか、Windows 7から8に変えるだけで、休止時間からの復帰時間が約半分になったことの方が、異常と言えば異常なのかもしれません。「今まで何やってたんだよ」と(笑)。
ちなみに、Windowsの起動時間や終了時間も測定しました。VAIO Pにドライバー類やOffice 2010、ATOKだけ入れた状態で、ストップウォッチで測定しました。あ、Windows 8はスタートメニューがなくて操作しづらいので、スタートメニューもどきを表示する「Classic Shell」を入れています。
Windowsの起動時間や終了時間も、両者はほぼ同等という感じです。Windows 8の起動時間だけがWindows 8.1よりも数秒長くなっていますが、これはWindows 8の場合、Classic Shellによって、ログオン後にデスクトップを強制表示するようにしているからでしょう。
Windows 8.1では、タスクバーのプロパティーにログオン後にデスクトップを強制表示するオプションが付き、「Classic Shell」を入れていない分、起動時間が短かったと思われます。
ちなみに、Windows 8の場合、スタートメニューがないため、OSをクリーンインストールした直後は、かなり戸惑いました。正確に言えば、かなり怒りが湧いていました(笑)。
http://ofisukkiri.seesaa.net/article/260457813.html
しかしWindows 8.1は、スタートメニューもどきのスタートボタンが復活しており、OSをクリーンインストールした状態でも、あまり戸惑いませんでした。なぜなら、偽スタートボタンを右クリックするとメニューが表示され、インストールした直後に必要になりそうなほとんどの機能を使えるからです。
要するに、Windows 8.1の場合は、悪名高きスタート画面を使わなくても、ほとんどの作業が出来るのです(笑)。
これはマイクロソフトの意図するところではないでしょうが、一般ユーザーからすれば、迷わず使えるというのは重要なポイントです。
ただ一番驚いたのは、偽スタートボタンの右クリックメニューは、Windows 8の頃から項目が三つしか増えていなかったことです。下の画像の黄色い部分が、Windows 8.1で追加された項目です。
メニューの下から2番目にある「シャットダウンまたはサインアウト」が追加されたことは、かなり重要です。Windows 8の頃はこれがなかったため、必ずスタート画面に行かざるを得ず、しかもスタート画面のどこに電源を切るボタンがあるのか分からない…という悪循環が起きていました。
偽スタートボタンの右クリックメニューに「シャットダウンまたはサインアウト」が追加されたことで、スタート画面は本当に使わなくなりました。いやあ、Windows 8.1は本当に便利だわ(笑)。
そんなワケで、Windows 8.1では、偽スタートボタンの右クリックメニューを頻繁に使いましたが、考えてみるとWindows 8では、このメニューをほとんど使っていなかったことに気付きました。なぜか。
Windows 8の時は、偽スタートボタンが画面上になく、マウスカーソルを画面の左下へ持って行って、一瞬待つとボヤーとメニュー画面みたいのが表示され、それをさらに右クリックしなければ、このメニューを出せなかったからです。
Windows 8.1の偽スタートボタンはほうぼうで酷評されていますが、私はやはりこのボタンが画面上に表示されていることに大賛成です。この偽スタートボタンが常に画面上にあるからこそ、簡単に右クリックメニューを出せるからです。
Windowsユーザーの場合、「何かの操作に困ったら右クリック」というのは有効な方法で、それはOSもアプリケーションも変わりません。新しいWindows 8.1というOSを使って操作に迷い、偽スタートボタンの上で右クリックをするとメニューが表示され、とりあえずやりたいことが出来る…というのは、実にWindowsらしい操作だと思うのです。
そんなワケで、Windows 8.1は非常に気に入りました。今、会社と家のメイン環境をWindows 8.1 RTMに載せ替える計画を立案中です。仕事しろって(笑)。
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